政府は南海トラフ巨大地震の被害想定を見直しました。
徳島県では、津波による浸水で、これまでより死者が1万人増えると想定されています。
南海トラフ巨大地震の被害想定の公表から、10年以上経過したことから、有識者は新たな対策を検討してきました。
徳島県では高さ・最大24メートルの津波が押し寄せる恐れがあり、新たな想定では、浸水面積が徳島市で1.42倍、鳴門市で1.56倍などと増えました。
死者は最大4万1000人で、これまでより1万人増えると想定されました。 また、南部の海陽町では、「津波到達までの時間が5分」と、1分短くなりました。
県は今後、避難計画の見直しを進めていきたいとしています。