兵動のおっさんぽ~わたしは、謎を愛する~

出演者

出演
兵動大樹
安田顕
光永亮太
中山優馬
金井直(信州大学教授)
中島めぐみ(関西テレビアナウンサー)

番組内容

おさんぽの達人・兵動大樹が展覧会やイベントにぶらりと立ち寄って楽しむ第12弾。
今回のイベントは<デ・キリコ展><ポール・マッカートニー写真展><生誕140年 YUMEJI展>を中心にご紹介します。
ポール・マッカートニー写真展 1963-1964~Eyes of the Storm~
会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ 2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日)開催
1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。本展は、ポール・マッカートニーが撮影した未公開プライベート写真を展示する異色の展覧会です。
ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~
ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~
フィルムには、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカに凱旋した1964年2月までの約3か月間が記録されていました。
ポール自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚を展示します。
ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~
音声ガイドはポール本人が務めます。この展覧会を紹介するのは、大阪会場サポーターを務める俳優の安田顕さんとシンガーソングライターの光永亮太さん。大のビートルズマニアで知られる安田さんとアーティストの目線からビートルズを想う光永さんが紡ぎだす言葉に注目です。
ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~
グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて
2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日)開催
デ・キリコ展
会場:神戸市立博物館 2024年9月14日(土)~12月8日(日)開催
20世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。歪んだ遠近法、一見すると脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を表した絵画を描き、のちに「形而上絵画」と名付けました。
デ・キリコ展
デ・キリコ展
デ・キリコは、サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスムの画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えました。デ・キリコのおよそ70年にわたる画業をたどり、かつてない規模の回顧展となった本展は、先行会場の東京都美術館で23万人を動員しました。現在は神戸市立博物館で開催中です。
デ・キリコ展
デ・キリコ展
この展覧会をリポートするのは俳優の中山優馬さん。ピーチケパーチケの出演をきっかけに美術鑑賞に精通した中山さんが、謎と不思議を愛するデ・キリコの世界観に分け入ります。解説はデ・キリコ展学術協力の金井直教授(信州大学)です。
神戸市立博物館にて
2024年9月14日(土)~12月8日(日)開催
生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界
会場:あべのハルカス美術館 2025年1月18日(土)~3月16日(日)開催
大正浪漫の象徴であり、「夢二式美人」で一世を風靡した竹久夢二(1884-1934)。絵画だけでなく雑誌や楽譜、本の装幀、日用品のデザインなど多岐にわたるジャンルで活躍しました。
夢二の故郷である岡山の夢二郷土美術館が所蔵する選りすぐりのコレクションを中心に、約180点を紹介する展覧会が来年1月、あべのハルカス美術館で開幕します。夢二の足跡をたどるため、兵動さん自らが岡山を訪れました。
生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界
もっとも注目されるのが、幻の油彩画《アマリリス》の再発見です。1919(大正8)年9月に福島で開催された「竹久夢二抒情画展覧会」に出品され、その後、菊富士ホテル(東京)のオーナーに、夢二が長期滞在のお礼として贈ったといわれています。ところが1944年にホテルが閉館し、その後、《アマリリス》は所在不明となっていました。このほど、この作品が再発見され、夢二郷土美術館の新たなコレクションとなりました。数奇な運命をたどった夢二の油彩の魅力を探るとともに、最新の研究に基づき、夢二の画業と魅力を改めてひもときます。解説は小嶋ひろみ館長代理(夢二郷土美術館)です。
生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界
あべのハルカス美術館にて
2025年1月18日(土)~3月16日(日)開催