2025年度支援国 マダガスカル共和国

2025年度支援国 マダガスカル共和国
2025年度FNSチャリティキャンペーンはマダガスカル共和国の子どもたちを支援します。

FNSチャリティキャンペーンは、1974年から支援活動をスタートしました。
関西テレビをはじめFNS28社が厳しい環境で暮らす世界の子どもたちへの支援を続けています。
2025年度FNSチャリティキャンペーン
マダガスカル共和国とは?
南東海岸部からおよそ400km離れたインド洋の沖合に浮かぶ、世界で4番目に大きな島国です。変化に富んだ気候風土で知られており、湿った貿易風の影響を受ける東部には熱帯雨林、首都アンタナナリボを含む中央部には標高1,000mを超える高地、雨季と乾季の差が大きい西側には乾燥林、雨量が極端に少ない南部には半砂漠地帯が広がっています。
生息する動植物の約80%が固有種で、多様性豊かな自然環境に恵まれる一方、国は様々な困難に直面しています。極度の貧困下で暮らす人の割合は8割以上と世界で最も高く、首都アンタナナリボでさえ人口の3分の1が厳しい生活を余儀なくされています。2022年の一人当たりGDP($505)は世界で6番目に低く、国連開発計画による人間開発指数は169位(2015年)から177位(2021年)と、後退傾向にあります。
マダガスカル共和国
支援①気候変動
近年、サイクロンや干ばつなどの自然災害が頻発・激甚化するなど、気候変動の影響が深刻化しています。この国のCO2排出量が世界の排出量に占める割合はわずか0.01%にもかかわらず、「子どもの気候危機指数」(子どもへの気候変動の影響を示す深刻度)は世界10位です。
2020~22年には過去40年で最悪といわれる干ばつに見舞われ、2023年には南半球で観測史上3番目に多い犠牲者を出したサイクロン「フレディ」によって、19万人が直接的な影響を受けました。
2025年度FNSチャリティキャンペーン
支援②栄養
災害からの復興の遅れに、エルニーニョ現象やラニーニャ現象などの影響と相まって、南部と南東部では食料危機と栄養危機が長期化しています。2025年1~4月の食料備蓄が減少する時期には、食糧安全保障のさらなる悪化が懸念されています。総合的食料安全保障レベル分類(IPC)によると、最も影響が大きい地区では、少なくとも人口の20%が「フェーズ3」以上の深刻な急性食料不安に直面するといわれています。
その結果、およそ36万5,000人の子どもが急性栄養不良に苦しみ、うち8万5,000人は命を脅かす重度の急性栄養不良に陥ることが予想されています。
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支援③保健
1歳未満児の29%が予防接種を1回も接種していません。この予防接種率の低さに、適切な水と衛生サービスへのアクセス欠如が重なり、2023年には23県中15県でワクチン由来1型ポリオが流行しました。
マラリアの流行も、脆弱なマダガスカルの保健サービスをさらに疲弊させる一因となっています。南部と南東部の6県では、2024年1月からの9か月間で120万件以上のマラリア患者が報告されました。サイクロン被害を受けた地域では、20の保健センターが一刻も早い復旧を必要としています。
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