第一夜
『ゼロからの復旧~芦屋市水道部・水を運んだ男たち~』(1995年3月21日放送)
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阪神淡路大震災で配水池が空になり水道管も破損。水の供給がゼロになった兵庫県芦屋市で、自らも被災しながら市内全戸に水を届けるまでの2ヶ月間に密着。市役所の床で寝起きしていた職員たちの復旧までの日々を描いたドキュメンタリー。今も水道部に在籍している3人の職員を改めて取材した。
スタッフ
語り:井川比佐志 取材:宮田輝美 撮影:砂川和弘 編集:大森義明 統括:堤田泰夫
第二夜
『神戸・六甲に吹く風は…~震災から5年~』(2000年2月2日放送)
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震災による大火で街ごと消失した神戸・灘区の六甲宮前商店街で、奇跡的に焼け残った看板一枚を掲げて酒店を再開した岩田さん夫婦。再開発の波に揉まれながらも、商売を続けたいと奮闘する商店街の人々を描いたドキュメンタリー。岩田さん一家の今も再取材した。
スタッフ
語り:関純子 取材:小形正嗣 撮影:真鍋俊永 編集:長谷川正博 統括:松澤真木
第三夜
『想いをたずねて~父子が歩んだ30年~』
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阪神淡路大震災の犠牲者全員についての記録を残すため、遺族一人一人をたずねて話を聴く神戸大学工学部の取り組みと、妻と三男を亡くした遺族、長谷川博也さんと2人の子どもたちを取材したドキュメンタリー『想いをたずねて~6430人 いのちの記録~』(2000年1月16日放送)と、長谷川家のその後を継続取材した『想いを伝えて~阪神淡路大震災・父子が歩んだ20年~』(2015年3月8日放送)を2作連続で放送。今に至るまで継続取材をしている長谷川家の30年を再編集して放送する。
「想いをたずねて」:ギャラクシー賞・選奨受賞
「想いを伝えて」:日本民間放送連盟賞・優秀賞、地方の時代映像祭・選奨受賞
「想いをたずねて」:ギャラクシー賞・選奨受賞
「想いを伝えて」:日本民間放送連盟賞・優秀賞、地方の時代映像祭・選奨受賞
スタッフ
語り:藤田千代美 取材:迫川緑 撮影:吉川浩也 編集:野上隆司 統括:兼井孝之
第四夜
『ガレキに埋もれた生命~あと一人救えなかったのか?~』(2005年1月16日放送)
※日本放送文化大賞グランプリ近畿地区選出
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阪神淡路大震災の地震による死者数は6434人。うち900人以上はガレキの中で助けを待ちながら亡くなった、あるいは救出されたのにその後亡くなった“災害関連死”だ。「あと1人救えなかったのか?」問い続ける医師、自衛隊員など現場の告白を震災10年目にルポとして制作。改めて今、あの日を一日も忘れられない遺族の思いを取材した。
スタッフ
語り:豊田康雄 取材:塩川恵造 撮影:松田博之 編集:野上隆司 統括:細川康雄