10月22日(火)
第443回 高野山町石道「~密教と伝統工芸をつなぐ道~」
高野山町石道—こうやさんちょういしみち
和歌山県を通る高野山町石道。
高野山の麓には、古くから受け継がれ寺院の装飾などに使われている伝統工芸品、紀州高野組子細工があります。
町石道、そこには【組子細工の伝統をつなぐ轍】がありました。
高野山の麓には、古くから受け継がれ寺院の装飾などに使われている伝統工芸品、紀州高野組子細工があります。
町石道、そこには【組子細工の伝統をつなぐ轍】がありました。
紹介した内容
池田清吉建具—いけだせいきちたてぐ
和歌山県橋本市にある池田清吉建具の2代目、紀州高野組子細工師7代目の池田秀峯さんが受け継いだ伝統技術に、自ら編み出した技法を取りいれ、組子細工作品を生み出しています。
道の記憶 高野山の伝統工芸
紀州高野組子細工—きしゅうこうやくみこざいく
紀州高野組子細工は高野六木と呼ぶ高野山で採れる6種類の木材を使うのが習わしで、クギや金具を使わず、手作業で幾何学模様を編み出す伝統技術です。
密教の教えを絵にした曼荼羅を組子の模様で表現するなど、作品には、高野山の伝統工芸らしい仏教的な意味合いも込められています。
密教の教えを絵にした曼荼羅を組子の模様で表現するなど、作品には、高野山の伝統工芸らしい仏教的な意味合いも込められています。