1月28日(火)

第456回 巡礼道「~願いを囲い神に届ける道~」

巡礼道—じゅんれいみち

巡礼道
巡礼道
兵庫県姫路市を通る巡礼道。
飾東町佐良和にある歳徳神社は、足の健康を守る神として信仰され独特な参拝方法が残っています。
巡礼道、そこには【願いを届けたい信仰の轍】がありました。

紹介した内容

歳徳神社—さいとくじんじゃ
歳徳神社は豊臣秀吉の弟・羽柴秀長が、姫路城の北東にあたるこの地に鬼門除けとして神を祀りこの神社の名前をつけたと伝わります。
歳徳神社
歳徳神社

道の記憶 竹の格子

竹の格子の奉納—たけのこうしのほうのう
本殿の前には、竹の格子が積まれており、格子の間に願い事を書き、奉納する事で願いを逃さず、神に届けられると伝わります。
代々集落の人々により格子は手作りされその伝統は、今も大切に受け継がれています。
竹の格子の奉納
竹の格子の奉納