2月25日(火)

第460回 守口街道「~街道に伝わる高僧の像~」

守口街道—もりぐちかいどう

守口街道
守口街道
大阪府門真市を通る守口街道。
街道近くの願得寺には、蓮如上人が息子のために彫った木像が安置されています。
守口街道、そこには【子を思う蓮如上人の轍】がありました。

紹介した内容

願得寺—がんとくじ
室町時代より続く願得寺は、本願寺第8世蓮如上人が、開いた念仏道場がはじまりとされ、息子の実悟が譲り受けた際に願得寺と号すようになりました。
境内の太鼓楼は国の登録有形文化財であり、かつて時報の役割を果たしていた太鼓が置かれています。
願得寺
願得寺

道の記憶 蓮如上人御木像

蓮如上人の像—れんにょしょうにんのぞう
高さ30センチほどの蓮如上人御木像は蓮如上人が自ら掘り、晩年、7歳の息子の実悟に送ったものです。
「これを私と思いなさい」と自身の木像を残し亡くなったと伝わります。
蓮如上人の像
蓮如上人の像