3月4日(火)

第461回 河泉街道「~遺跡が伝える歴史の道~」

河泉街道—かせんかいどう

河泉街道
河泉街道
大阪府和泉市を通る河泉街道。
この地には弥生時代中期の池上曽根遺跡や古墳時代後期の三林古墳群があり、大型の石室を持つ古墳も残っています。
河泉街道、そこには【遺跡が伝える歴史の轍】がありました。

紹介した内容

池上曽根遺跡—いけがみそねいせき
弥生時代中期の環濠集落である池上曽根遺跡。
ここでは、土器に描かれていた弥生時代の建物の絵をもとに堀立柱建物などが復元されました。
池上曽根遺跡
池上曽根遺跡
三林古墳群—みばやしこふんぐん
池田春日神社の境内の林の中に、古墳時代後期の三林古墳群があります。地元の有力な氏族を埋葬したものといわれ、70基ほどあった古墳のうち、今も19基ほどが佇んでいます。
三林古墳群
三林古墳群

道の記憶 古墳の石室

黒石1号墳—くろいしいちごうふん
和泉市黒石町にある黒石1号墳は、石室に巨石が使われていることから、この地域の指導者の墓と考えられています。
地元の人が祭壇を設け、今も大切に守られています。
黒石1号墳
黒石1号墳