3月18日(火)
第463回 河泉街道「~雷の伝説を伝える道~」
河泉街道—かせんかいどう


大阪府和泉市桑原町を通る河泉街道。
この地に生まれたと伝わる僧侶、重源が創建した西福寺には雷にまつわる伝説が残されています。
河泉街道、そこには【雷井戸の伝説を伝える轍】がありました。
この地に生まれたと伝わる僧侶、重源が創建した西福寺には雷にまつわる伝説が残されています。
河泉街道、そこには【雷井戸の伝説を伝える轍】がありました。
紹介した内容
西福寺—さいふくじ
和泉市桑原町にある西福寺は、奈良・東大寺の復興を果たした重源が創建したお寺です。
重源は、水不足に悩む農民のために谷山池を作ったことから地元の人々に敬われました。
重源は、水不足に悩む農民のために谷山池を作ったことから地元の人々に敬われました。


道の記憶 西福寺の雷伝説
雷井戸—かみなりいど
重源が雨乞いの儀式をしていると、雷が寺の井戸に落ちました。
村人が井戸に蓋をし閉じ込め、雷の音が聞こえたとき「クワバラ、クワバラ」と唱えたら、この桑原の地には落ちないという約束をし空に帰しました。それが、現代まで雷や災難よけのおまじないとして使われる起源だといわれています。
村人が井戸に蓋をし閉じ込め、雷の音が聞こえたとき「クワバラ、クワバラ」と唱えたら、この桑原の地には落ちないという約束をし空に帰しました。それが、現代まで雷や災難よけのおまじないとして使われる起源だといわれています。

