12月15日に子どもなかよし広場の第5回が開催されました。
ディスゲッターやつりっこのチャレンジコーナーや、クリスマスリース作りなどを行いました。
寒くなってきたこともあり、来場者はいつもよりも少なかったですが、その分ひとりひとりとゆっくり、丁寧に関わることができたと思います。
来場された保護者の方にキャンプについて質問されることもあり、なかよし広場に来てくれた子どもたちがキャンプにも参加してくれると嬉しいなと思いました。
各コーナーで遊んだ後にバルーンアートを笑顔で持ち帰っていく子どもたちがとても印象的で、私まで嬉しくなりました。
今回は、センチュリー・ユースオーケストラのアンサンブルコンサートも開催され、演奏に合わせて子どもたちも歌ったり、手拍子をしたり楽しんでくれました。
コンサート後には弦楽器の演奏体験コーナーもあり、初めて本物の弦楽器にふれる子どもたちも多く、音が出たときには満面の笑みでした。
次回もたくさんの子どもたちが来てくれると嬉しいなと思います。
青少年活動に関わる団体のリーダーや指導者・育成者の方を対象に、毎年秋に公開講座を実施しています。
今回は12月5日に京都府立るり渓少年自然の家所長の河村昌樹氏をお招きし、“キャンプに活かされる忍者の知恵 その教育的効果を考える”をテーマにお話を伺いました。
河村氏は三重大学大学院で忍者忍術学を研究されており、忍者キャンプも長年実践されています。
講座の前半では、主に忍者の歴史について学びました。私達が持つ忍者のイメージと、現代の研究で明らかになっている忍者の実態は違うことも多く、驚きが絶えない時間でした。
後半では、忍者というコンテンツを活かしたキャンプの企画・運営について学びました。そこでは、「子どもたちのイメージを大事にする」ということの重要性を感じました。普段のキャンプなら子どもたちにルールを守ってもらうために、時には注意をすることもありますが、「忍者」というコンテンツを通すと、自らルールを守って取り組む子どもたちの様子を見ることができました。
子どもたちのイメージを大事にして、世界観を作ってあげることは、子どもたちのやる気を引き出す一助になるのだと学びました。今後、私達もキャンプの企画に携わるときは、子どもたちの立場になって、子どもたちの世界観を意識していきたいです。
【記:ゴルゴ(3回生リーダー)】